勉強の苦労を楽しむ

普通に考えれば、勉強と言うものは正直言って大変です。なかなか思うように行かなかったり、覚えてもすぐに忘れてしまったり。勉強には苦労がつきものです。

勉強は苦労します
勉強は苦労します

勉強が大好きな人は、基本的に学者とか、勉強や研究を仕事にしている人たちでしょう。

見方を変えれば、遊んでいることも、寝ていることも広い意味で人生における「勉強」と言うことができますが、資格試験の場合にはそんなに余裕を持って捉えるのはなかなか難しいことです。

特に、資格試験の勉強と言うのは、人との接点がほとんどなく、孤独なもの。例え、資格学校の通学講座に通ったしたとしても、勉強の中心は自宅での復習作業となりますので、やはり苦労が伴います。

しかし、合格者の多くは、その苦労を「楽しむ」ということに転換しているのです。

それは、「他の人がやっていないということに対する楽しみ」です。資格試験の勉強は誰もが挑戦しているわけではありません。しかし、挑戦することそのものは、何からの将来の目的があって行っていることです。その意味で、捉えようによっては、他の人よりも一歩先を進んでいるということが言えます。

苦労の先には楽しみがある
苦労の先には楽しみがある

簡単に言えば、「現在」ではなく、「未来」や「将来」をしっかりとイメージして勉強しましょう、と言うことです。

今この瞬間だけを考えるから苦しいのです。しかし、資格試験の勉強は一生続くものではありません。必ず終わりが来ます。そして、それはあなたの人生の中で、ほんの一瞬の出来事なのです。

苦労の先には、苦労があるのではなく、「幸せ」があるのです。もっと言えば、今の苦労も実は「幸せ」なのです。

全ての人に、幸せと苦労は平等に訪れています。資格試験の勉強をしていたり、仕事で上手く行かないことがあったりすると、全てが「不幸」と言った物の見方になりがちです。

ですが、1日を考えてみると、良いことも必ず起きているわけで、1日中ずっと不幸なことが続いているわけではありません。不幸だと言う意識が強すぎる結果、良いことや楽しいことに気付かない自分がいるのです。

それは、ワインがボトルに半分しかない時に、「もう半分しかない」と思うのか、「まだ半分も残っている」と思うのかの違いと同じことです。

自分が置かれた環境や精神状況によって、同じことでも自分が意識する内容は変わってくる。

見方を変えれば、資格の勉強をすることができること自体が大変幸せなことですし、合格して将来のために投資をしていると思えば、こんなに楽しいことはありません。

今だけの苦労ではなく、自分の人生の中に資格の勉強を位置付けてみる。そうすれば、資格試験の勉強は苦労ではなく楽しいということに気付くことができるのです。

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