公開模試はできるだけ受験する~1

資格試験の勉強方法として、資格学校の通信講座を利用している人も多いと思います。通信講座であれば、自分の好きな時間に、好きなだけ勉強をすることができるため、時間のない主婦や忙しいOLには最適な勉強方法と言えるでしょう。

本試験の臨場感を体験する
本試験の臨場感を体験する

一方で、通信講座を利用していると、怠けてしまう可能性も否めません。つまり、勉強しなくても注意されることや、怒られることがないため、本人の管理能力がとても大切になってきます。

この点、管理能力に不安があるようであれば、資格学校の通学講座を受講することも一つですが、最終的には自宅での勉強などからは逃げることができないため、やはり通信講座で一人で勉強することに慣れておくことが重要だと言えるでしょう。

通信講座であれば、費用も比較的リーズナブルなものが多くなっています。

通信講座で体感することができないことといえば、本試験の臨場感です。資格試験の本試験には様々な受験生が集まって受験するため、相当な緊張感があります。それらを事前に体験しておくことは、本試験で周りの受験生に飲み込まれないためにも大切です。そして、その緊張感や臨場感を体験する場として、公開模擬試験への参加が非常に有効です。

公開模擬試験というのは、一般的には単に「模試」と言われたり、「模擬試験」と言われたり様々な言い方がされます。

模擬試験というのは、限りなく本試験に近い「模擬的な試験」という意味であり、それを公開して行うため、公開模擬試験と言っています。大きい資格学校になれば、全国の校舎や会場を使って行うため、「全国統一公開模擬試験」というネーミングで実施をするところもあります。

これらの公開模擬試験は、受験料を支払えば誰でも受験することが可能で、その資格学校の通信講座や通学講座を受講していなくても受験することができます。もちろん、模試を主催する資格学校の通信講座や通学講座を受講している人は、通常の場合には無料で受験することが可能となっています。

この模試は、様々な受験生が受験するため、基本的には本試験と同様の緊張感や臨場感を体感することができます。これは大きなメリットの一つです。

実際に公開模擬試験に参加することで、どのような年齢層の受験生が受験しているのかを直接見ることができますし、場合によっては勉強仲間を作ることもできるかも知れません。本試験は1回しかありませんが、公開模擬試験は複数回行っていることも多いため、比較的参加しやすいのです。

実際の本試験の時間を体験することもできますので、どのように時間を配分すれば良いのかということも含めて、本試験に対する戦略を練ることもできます。

それ以外にもたくさんのメリットがあるのですが、それは次回ご紹介したいと思います。いずれにしても、公開模擬試験を受験するメリットはとても大きいので、是非受験を検討してみてください。もちろん、問題を入手するだけでも有用です。

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