資格というのは意外と芸能人にも人気があるのです。
もちろん、中にはタイアップ的とも受け取れるものもありますが、基本的に資格は「勉強しなければ合格できない」仕組みがあるので、タレントを起用して無条件に合格させるということは資格検定を主催する団体としては絶対的にできないことです。
従って、芸能人が資格を取得するということは、「しっかりと勉強をしたという事実」、そして、「何らかの目的が存在している」ということがいえそうです。
最近では、タレントの鈴木亜美さんが「フードアナリスト4級」に合格していたことが明らかになりました。
フードアナリストは、真鍋かをりさんや保坂尚希さんも取得しています。
芸能人には「食」に関する資格が比較的人気で、フードアナリストのほかにも、野菜ソムリエや調理師などの資格を持っている人が結構多いのが特徴かもしれません。
鈴木亜美さんがフードアナリストを目指した理由は、「これからは「食の情報」の専門家として活動の分野を広げていく」ということのようです。
そもそもフードアナリストとはどのような資格かというと、
「食・食文化を体系的に学び、単に味覚だけでなく、レストランの内装・サービスや料理の歴史・レストランの法律・経営まで、総合的に段階的に学び、レストランそのものから食品・食材を分析・評価する知識と教養を身につけた、食・食空間を分析・評価する専門家」です。
上記は、日本フードアナリスト協会公式サイトより抜粋
資格の特性からして、芸能人が取得するのは向いているような気がしますね。なかなか一般の人がフードアナリストを取得したところで、「このお店は星3つ!」と言ってもなかなか説得力がない。しかし、芸能人であれば説得性が出てくる訳です。
芸能人が食に関する資格を求めるのも、「テレビ」との関係があるのかもしれません。というのは、食に関する番組に出演する機会も多いでしょうし、芸能人であればそれなりにいろいろな食に出会う機会も多いでしょう。そして、食に関する番組は視聴率が安定しているといわれています。
鈴木亜美さんがフードアナリストを取得したことで、この資格を目指す女性が増えるか?といったら、そう単純でもないでしょうね。やはり、食に関する資格の中でも、評価をしたり分析をするという内容は、かなり特殊な資格であるといえるからです。
もちろん、最近は食に関する資格は女性に人気があります。
当ブログの野菜コーディネーターの記事、
もここしばらくずっと読まれている記事のNo.1に君臨するほどの人気ぶり。
女性からすれば、食に関することというのは、人のためよりも「自分のため」に役立てたいという人が多いのかもしれませんね。