本試験から全て逆算していく
資格試験に合格するためには、本試験の問題を解蹴るようになることが必要です。そして、本試験では基本的な問題からの出題が70％程度を占めています。
ですから、資格試験の最短勉強法というのは、この70％に全ての力を注いで攻略することになります。これをさらに効率的に行うためには、本試験からのプロセスを全て逆算していけばよいのです。そして、本試験に近い方から重点的に攻めていくことが短期合格の秘訣です。
一般的な資格試験の勉強と言うものがどのようになるのかをご紹介していきます。
- まず、教材や講義を使って内容を理解する
- 教材やテキストに沿って、問題演習を行っていく
- 定期的に資格受験予備校から配布される試験（まとめテスト）を受けていく
- 資格受験予備校から配布される模擬試験を受けていく
- 過去問題を解いて、本試験問題に慣れる
上記のように、まずはテキストや講義を受けて、理解を進めます。その後、簡単な問題演習を積み重ね、定期的な単元ごとに分類された試験を受けます。その後、総まとめとして模擬試験（模擬問題）を受けていきながら、最後に実際に出題された本試験である過去問題を解きます。
この方法は、段階を得るという意味では間違っていません。しかし、本試験問題にも基本的な問題が70％程度含まれている訳ですから、その問題は早くから解いておいた方が良いと思いませんか？
そのため、女性のための機械的勉強法では、本試験から逆算して勉強法を組み立てています。
短期合格に必須の順序
女性のための機械的勉強法では、本試験に近いところから重要視していきます。つまり、過去問題から攻略していくわけです。
流れとしては、以下のようになります。
- 過去問題の問題を分析・検討する
- 講義や問題演習と平行して該当する過去問題を解く
と、これだけです。
何が違うの？と思ったかも知れませんが、過去問題を早いうちから解き始めることが「女性のための資格試験機械的勉強法」の中身です。あまりに単純すぎてがっかりしましたか？実は、ここに短期合格を可能にする秘密があるのです。
通常は、過去問題は最終仕上げの教材として使うことが多いのです。しかし、実際に出題された問題は繰り返し出題されることが多く、早い段階から過去問題を攻略しておくことは、要するに本試験で出題される可能性の高い問題演習を早くから行っていると言うことなのです。
この方法を初めの段階から導入していれば、最後の段階になって過去問を見て焦る必要はありません。なぜならば、既にたくさん解いた問題がそのまま載っているだけですから。
過去問を覚えることが全て
このように、過去問題を全て覚えていくという勉強法が「女性のための資格試験勉強法」の中身です。非常にシンプルだと思いましたか？
しかし、シンプルであるが故に最も難しいことなのです。これを続けることができるのは、全受験生のうち1割程度しかいません。
本来、資格試験の勉強と言うのはシンプルなのです。しかし、シンプルであるが故に継続することが難しい。だから、ほとんどの人が勉強を継続することが出来ずに挫折していくわけです。一方、女性の場合にはシンプルなことを深く考えずに続けることができるという人が多いのです。だから、短期間の勉強で資格試験に合格することが出来るわけです。