初めての資格試験挑戦に不安を抱える女性、忙しいからできるだけ効率的に合格したい女性、女性が資格試験に短期で合格するテクニック、「女性のための機械的勉強法」のご紹介

素直だから-女性が資格試験に合格しやすい理由

 素直である、と言うことは資格試験の勉強を進める上で非常に重要なことです。女性の場合には、初めて資格試験の受験勉強を開始する人が多く、その大半は勉強方法を知りません。

そのため、非常に素直な気持ちで資格試験の勉強を進めることができます。資格試験を受験する目的は合格のためですが、合格するためには「基本的な問題が解けるための知識を記憶する」ということが前提になります。

資格試験の勉強では、反発がない方が記憶しやすいと言えます。男性受験生は性格的に様々な情報を集める傾向にあります。これは良いことのように思えますが、必ずしもそうではありません。なぜならば、資格試験に合格するためには基本的な知識をしっかりと覚えれば十分合格できるのであって、それ以上の知識を頭に入れる必要もなければ、複雑な知識を知っている必要性もないからです。

しかし、男性受験生は自ら進んで様々な情報を収集することで、自らを混乱に招いてしまうケースが散見されます。同じ問題や内容を取っても、資格学校によってはテキストや問題集に書いてある考え方などは異なることが多いため、そこで振り回されてしまうわけです。

一方、女性の場合には、一つのことを素直に信じてそれだけを受け入れることができる傾向が強いようです。これは、素直さという性格に加え、情報収集を行うのが面倒だと言うことも背景にあるでしょう。しかし、それが強みとなっています。

どんどん記憶として蓄積される女性受験生

 何も知らないというのは、ある意味知識がゼロの状態です。それがデメリットと考えている女性が多いようですし、不安の基になっているようです。しかし、何も知らないということは、頭の中で知識が反発しないということにもなります。この場合、あたかも乾いたスポンジに水が一滴一滴完全に吸収されていくかのように、スムーズに記憶されていきます。

むしろ、中途半端な知識が前提にある場合、頭の中で反発が起きてしまい、「確か、昔はこう覚えた」とか、「あそこでは違うことを言っていたはずだ」などと、素直に勉強が進まなくなってしまいます。

これでは、既にスポンジに水がある程度含まれた状態のところに、上から綺麗な水を落とすようなもの。なかなか吸収されずに、場合によってはせっかく上から垂らしている綺麗な水がこぼれてしまいます。

資格試験の合格を目指す場合、その資格試験の勉強内容は全く知らない方がむしろ都合が良いのです。そして、謙虚な気持ちで素直に教えられたことを疑わずに吸収していく。それも、貪欲に吸収していくことが合格への近道です。その点は、男性よりも女性の方が圧倒的に兼ね備えている部分と言えるでしょう。

乾いたスポンジの圧倒的な強さ

 本試験では、問題が解けるかどうかが重要です。極端に言えば、「意味が分かっているかどうかは別として、覚えていれば解ける」のです。何のことか分かっていなくても、問題を解くことができる知識があれば、資格試験は合格できてしまいます。

このように、覚えれば合格できる。と知っている女性受験生は圧倒的に資格試験に対して強さを持っています。なぜならば、意味が良く分からなくてもとりあえず徹底して覚えてくるからです。

男性受験生は、意味が分からないとその意味を追求するために情報を詮索して知識の反発を招いたり、難しい論点に深入りすることが多いようです。資格試験の合格に、難しい知識は必要ではありませんし、高度な理解も要求されていません。

単純に、目の前の問題が解けるかどうかを問われているだけなのです。素直な女性の多くは、この点を割り切って考えることができるようです。そこに、女性の受験に対する強さがあると言えます。