勉強の基本は問題演習を中心に進める
初学者の女性がよくやってしまう勉強法が、テキストを何回も読んで理解を深めると言うものです。これは間違ってはいませんが、眠くなりますし、必ずしも何回読んだら理解できるという保証はありません。
極論ですが、資格試験に合格するためには「理解」していなくても構いません。つまり、問題が解ければ資格試験には合格できる訳ですから、理解していなくても問題が解けるようになってさえいれば、理解の有無はそれほど重要ではないわけです。
しかし、女性の中には理解しないと覚えられないという人がいます。確かにそういう内容も中にはありますが、だからと言ってテキストを何度も読めば理解できるというものでもありません。
女性のための資格試験機械的勉強法は、問題演習が基本です。早い段階から、教材に付属している問題演習を通じて、実践的な力を養っていきます。
「分かる」よりも「できる」ようにする
テキストを何回も読んで「分かる」ようになるよりも、問題を繰り返し解いて「できる」ようになることの方がはるかに重要です。なぜならば、資格試験の本試験で問われるのは、分かっているかではなく、できるようになっているのか、ということだからです。
「分かる」ことが、必ずしも「できる」とは限りません。これらは似ているあるいは関連していることは事実ですが、イコールの関係ではありません。
実際に、「できる」ようになって初めて「分かる」ことも多いのです。順番はどちらでも良いと言うことです。そうだとすると、問題が解けなければ資格試験に合格することはできないわけですから、「できる」を優先して取り組んだ方が良いと思いませんか?
女性のための機械的勉強法の「機械的」とは、あれこれ考えるよりも作業ベースで「機械的に問題を解く」ということを示しています。何回もテキストを読んで理解をするよりも、何回も問題と解いて「解ける」ようにする方が、試験に合格しやすくなるということです。
これは、良く考えてみれば当たり前のことなのですが、なぜか多くの受験生は順番どおりに進めないといけないものだと錯覚しているようなのです。
資格試験に合格できる状態を逆算して考える
テキストを理解しなれけば問題を解いてはいけないというルールはありません。むしろ、逆算して考えるべきであって、問題から入って行って、分からないところをテキストを読むことで解決する、という流れになるのが最も効率の良い勉強法と言えます。
テキストはある種の辞書のようなものですから、ある程度読んで内容が分かればサッサと問題演習に移りましょう。問題を繰り返し解いて記憶していくことが資格試験の勉強法そのものです。これらは、作業と割り切って進めていくことが重要です。