
基本的に勉強は好きではない-女性が抱える資格試験の不安
学生時代から勉強が嫌いです!だから、資格試験の勉強なんてたぶん無理!と思っている女性が多いようです。これは非常にもったいない話だと思います。
そもそも、勉強が好きな人はほとんどいません。ほとんどの人が勉強嫌いではないでしょうか。ましてや、忙しい状況にある主婦やOLなどの女性からすれば、いまさら勉強などと思う人も多いと思います。しかし、それでも資格試験を目指すためには勉強をしなければなりません。
資格試験の勉強と言うのを誤解しないで頂きたいのですが、資格試験の勉強を通して学者になるわけでも研究者になるわけでもありません。資格試験の勉強の目的は、資格試験に合格すること、ただこれだけです。
学者や研究者になるのであれば、勉強自体が仕事のようなものですから、勉強が嫌いということでは勤まりません。しかし、資格試験を突破するだけであれば勉強は好きである必要など全くありません。むしろ、勉強が嫌いなので早く合格したいと言う気持ちの方がよほど意味があります。
勉強というのは続けることである
勉強が嫌いなほとんどの人は、勉強に対して過去にあまり良い経験を持っていないようです。例えば、テストの点数が悪かった、親に成績で怒られたなどです。
資格試験の勉強は、自発的に始めるのが基本です。ですから、誰に怒られるというものではありません。また、過去と比較をしても仕方がありません。過去のあなたは正しい勉強法を知っていましたか?ほとんどの人が正しい勉強法というものを理解していなかった過去を持ち出して、自分は勉強が嫌いだと言います。
それは構いませんが、資格試験に合格するためには勉強を好きになる必要もなければ、頭を良くする必要もありません。勉強の本質は、「繰り返し問題を解く」ということだけです。ですから、勉強が好きか嫌いかどうかよりも、続けることができるのかということの方が重要になるのです。
作業を淡々とこなすことができる
勉強とは一種の作業なのです。多くの受験者が勉強とは知的なものだと思っているようですが、実際には知的な要素はほとんどありません。資格試験の勉強の9割以上が作業です。つまり、勉強と言うのは肉体労働なのです。
肉体労働に耐えるためには、続けることができる精神力と体力、それと最低限の時間が必要です。その要素さえ満たしていれば、勉強など好きでなくても構わないのです。もちろん、あなたが資格試験の勉強を通じて、学者や研究者になりたいという言うのであれば勉強が好きである必要があります。
しかし、多くの女性は手っ取り早く資格試験に合格したいと考えているでしょう。そのために、勉強が好きである必要は全くありません。継続することができる力の方が重要です。