資格試験の紙教材には、基本的に2つのツールがあります。
1つは、テキストと呼ばれるもので、つまり教科書のことです。テキストは、勉強する内容が網羅されているもので、理解を促すためのものです。
もう1つは問題集。問題集は、いくつかに分かれますが、大きくは力をつけるための問題集と、過去に実際に本試験に出題された問題である過去問題集の2つがあります。
このうち、テキストをじっくりと読んで勉強を進めていく人が多いのです。これは、今までの中学校・高校・大学等での勉強方法を踏襲しているものと考えられますが、資格試験の場合には必ずしもそのようにする必要はありません。
特に、始めて資格試験の勉強をするOLや主婦は良い悪い別として、きっちりとやるタイプの人が多く、真面目な人が多いのです。一方、短期で合格した人、初学者で一発合格した人は、テキストはあくまで知識を習得するものと言う感覚でしか使っていないのです。