0から1への感覚を知る

資格試験の勉強を開始しても、始めのうちはなかなか上手く問題を解くことができません。テストを受けても点数が取れず、結果的に「もう自分にはダメだ」と思ってしまうことも少なくありません。

資格試験の受験に慣れている人でも、実は最初はそれほど点数は伸びてきません。特に、資格試験と言っても、法律系や経済系などその内容は様々なものがあります。法律系の資格をたくさん持っている人が、経済系の勉強を始めてもいきなり点数が伸びるということはありません。

感覚を覚える
感覚を覚える

でも、資格試験の受験に慣れているひとは諦めません。

問題が解けなくても、点数が悪くても諦めずにコツコツと同じように勉強を繰り返していく。そうすると、どこかの段階で点数が上がってくる、問題が急に解けるようになる瞬間があります。

0(ゼロ)に数字をいくら掛けても0(ゼロ)ですが、1に1以外の数字を掛けるとどんどんそれは大きくなっていく。仮にこの数字が勉強の成果だとしたらどんなことが言えるのか。

それは、0(ゼロ)から1へ持っていきさえすれば、後はどんどん勉強を積めば積むほど成果は大きくなると言うことです。つまり、0から1にすることが最も難しいと言うことです。

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受験勉強中は良く寝よう

夜更かしして毎日遅くまで資格試験の勉強をする。そんな事情で、毎日家事の間に昼寝をする主婦や会社で仕事中に寝ているOL。そこまで勉強に熱意を持っていることは素晴らしいことですが、直前期ならまだしも、日頃からそんなペースで勉強をしていたら、嫌になります。

精神的に苦痛ですし、そこまで普通の人はモチベーションとして耐えることができるものではありません。また、肉体的にも限界が来ます。平日はそのような状態でもなんとか乗り切れるとしても、週末は布団の中で一日過ごすことになるでしょう。これでは、身体がおかしくなり、そして精神的にも不安定になってしまいます。

このような管理をしっかりと行うことも、一種の勉強なのです。資格試験では自分自身をしっかりとコントロール(統制)すると言うことも極めて重要です。

ところで、受験勉強と言うのは2つの特徴があります。まず1つは、受験勉強をしていると「お腹が空く」ということです。頭を使っているのですから、頭が栄養を欲しがります。ですから、どんなに食べてもお腹が空くと言う状態になることは決して珍しいことではありません。 “受験勉強中は良く寝よう” の続きを読む

人に説明すると記憶として定着する

資格試験の基本的な勉強法は、「問題集を繰り返す」というものが王道です。実は、これ以上もこれ以下もありません。過去問を始めとする良問(良い問題)を繰り返し継続的に解く事で、ほとんどの資格試験は合格することができます。

しかし、問題を繰り返すと言っても1回や2回ではやはり厳しいのです。1回や2回だけで覚えてしまうという人も稀にいますが、それほど多くはありません。ほとんどの女性は、5回以上!はやらなければ記憶として覚えることは難しいでしょう。

そうすると、5回以上繰り返す必要があるのですが、これが結構厄介なのです。そして、挫折してしまう。ここに資格試験の勉強の難しさがあります。しかし、変なテクニックとかではなく、記憶力を上げ、より効率的に覚えていく方法があります。 “人に説明すると記憶として定着する” の続きを読む

余計なテキストや問題集は買わない

資格の勉強を開始すると、その資格に関することにはいろいろと敏感になってきます。それは、潜在意識や無意識の中に資格に対する想いや合格と言うことが刷り込まれるからでしょう。

社会保険労務士の勉強を始めたとたんに、普段は何気なく通っていた通勤路に、社会保険労務士事務所の看板を見つけることになります。もちろん、行政書士などであっても同じことです。つまり、全ての資格試験に関していえます。

これは、車を購入したときに、普段は気にもしないのにやたらと自分と同じ車を街中で発見する現象と似ています。

自分の潜在意識が自動的に情報を集め始める。これは良いことだと言えます。ただし、資格試験の場合には、注意をしなければいけないこともあります。 “余計なテキストや問題集は買わない” の続きを読む

勉強時間を日記や手帳につける

資格試験の勉強と言うのは、自分自身を大きく成長させてくれるものです。しかし、勉強をしている張本人としては、「そんな実感が全然湧かない」「必死に勉強しているのに全然力が付いてこない」と思ってしまう傾向にあります。

そう悩んでいる女性も多いのではないでしょうか?

やってもやっても成長しない?
なかなか成長しない?

通信講座などのテストをやっても点数が伸びない、むしろ、勉強すればするほど点数が下がったり、やってもやっても不安が消えなかったり。

これらは、誰もが経験することなのです。しかし、必ずあなたの実力や能力は向上しています。もちろん、記憶力も高まっていますし、スキルも上がり、徐々に合格へと近づいています。しかし、残念ながらそれを実感するのが難しいだけなのです。

人間と言うものは、もともと成長を実感するのが下手というか、難しい性質があるのです。実際は成長しているのに、それをなかなか感じることができない。それは、感覚的なものに頼らざるを得ないからでしょう。

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記憶できないことを歳(年齢)のせいにしない

資格の勉強をすると、昔と比べて記憶力の低下に気付くことも少なくありません。20代の女性は10代の頃を思い出し、30代の女性は20代の自分を思い出します。

記憶力というのは、訓練次第によってはその力を維持することもできるようですが、年齢とともに低下すると言うのは防ぎようがありません。ただし、だからと言って若い人の方が合格しやすく、歳を取った人が合格しにくいということはありません。

なぜならば、仮に記憶力が低下していたとしても、繰り返し記憶する努力をすることで、それはカバーすることが可能だからです。 “記憶できないことを歳(年齢)のせいにしない” の続きを読む