テキストは辞書代わり

資格試験の紙教材には、基本的に2つのツールがあります。

1つは、テキストと呼ばれるもので、つまり教科書のことです。テキストは、勉強する内容が網羅されているもので、理解を促すためのものです。

もう1つは問題集。問題集は、いくつかに分かれますが、大きくは力をつけるための問題集と、過去に実際に本試験に出題された問題である過去問題集の2つがあります。

テキストは辞書として使う
テキストは辞書として使う

このうち、テキストをじっくりと読んで勉強を進めていく人が多いのです。これは、今までの中学校・高校・大学等での勉強方法を踏襲しているものと考えられますが、資格試験の場合には必ずしもそのようにする必要はありません。

特に、始めて資格試験の勉強をするOLや主婦は良い悪い別として、きっちりとやるタイプの人が多く、真面目な人が多いのです。一方、短期で合格した人、初学者で一発合格した人は、テキストはあくまで知識を習得するものと言う感覚でしか使っていないのです。

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分からないものはさっさと飛ばす

資格試験の勉強を進めていく中で、分からない内容や問題が出てくることがあります。講義を聴いてもイマイチパッとしないし、テキストを読み返しても良く分からない。問題集の解説を読んでもよく分からない。

分からない内容や問題が出てきたときのポイントは、躊躇なくサクサク飛ばすことです。分からないと立ち止まったり、ウンウン考え抜いてなかなか先に進めないという女性も多いのですが、その必要はありません。

分からないものは置いておいて、先にどんどん進んでいく。あまり細かいことにこだわるのは良くありません。できないものはあくまでその時点で分からない・できないというだけであって、いずれ分かる時がやってきます。 “分からないものはさっさと飛ばす” の続きを読む

教材に愛着をもって使い倒す

資格試験の勉強方法として重要なのは、「同じ問題集を繰り返し解く」ということです。もちろん、テキストも必要ですが、テキストも1冊あれば十分で2冊も3冊も必要になるわけではありません。

初学者の場合、書店などに行くと様々な問題集や過去問、テキストなどが気になって、たくさん購入してしまう人が少なくありません。特に、女性の初学者で心配症や真面目な女性ほどたくさんの問題集やテキストを購入してしまいます。

不安な気持ちは分かりますが、ほとんどの場合が一度読んだ程度で棚の中に保管されることになり、有効活用されることはありません。むしろ、新たに購入したテキストや問題集をこなしきれていないことが最終的に気になってしまい、本試験直前になると焦りが出てくることになります。 “教材に愛着をもって使い倒す” の続きを読む

余計なテキストや問題集は買わない

資格の勉強を開始すると、その資格に関することにはいろいろと敏感になってきます。それは、潜在意識や無意識の中に資格に対する想いや合格と言うことが刷り込まれるからでしょう。

社会保険労務士の勉強を始めたとたんに、普段は何気なく通っていた通勤路に、社会保険労務士事務所の看板を見つけることになります。もちろん、行政書士などであっても同じことです。つまり、全ての資格試験に関していえます。

これは、車を購入したときに、普段は気にもしないのにやたらと自分と同じ車を街中で発見する現象と似ています。

自分の潜在意識が自動的に情報を集め始める。これは良いことだと言えます。ただし、資格試験の場合には、注意をしなければいけないこともあります。 “余計なテキストや問題集は買わない” の続きを読む

昼休みはOLの勉強タイム

仕事から家に帰って一息つく。それから資格の勉強を行うとしても、多くの時間を割くのはなかなか大変です。いつも定時で帰ることができるのであれば問題ありませんが、このご時世ではどこも人を削減しています。ですから、以前よりも業務は暇なはずなのになぜか残業をしているというOLも少なくありません。

家に帰ってくるとクタクタで一息ついているうちに眠ってしまった、と言う経験をお持ちのOLも多いことでしょう。一人暮らしのOLであれば、夕食を作る必要もあり、夕食を食べてお風呂に入って、テレビを見て・・・となれば、ほとんど時間がありません。

テレビを見る時間を捨てて、勉強に充てるという考え方もありますが、資格の勉強に無理は禁物です。資格試験に合格するためには、継続が最も重要な要素の一つです。やる気をなくしてしまうようなやり方は禁物です。 “昼休みはOLの勉強タイム” の続きを読む

資格試験の勉強はお腹が空く

資格試験の勉強をしていると良く分かりますが、お腹が空きます。これは、資格試験の勉強がまさに肉体労働であることを示しているとも言えます。とはいえ、女性にとってお腹が減るというのはある意味大敵かも知れません。

資格試験の勉強はテキストを読み、問題集の問題や過去問の問題を繰り返し解くということの継続です。ですから、知的なことというよりも、正直言って肉体労働的な要素の方が強いわけです。

かといって頭を全く使わないというわけではありません。頭もしっかりと使います。頭を使うとお腹が減るというのは誰でも経験があるかもしれません。女性の仕事はデスクワークが多いですが、集中してデスクワークをしたときはとてもお腹が空いたりしませんか? “資格試験の勉強はお腹が空く” の続きを読む