人に教えてみる(2)

人に教えてみる(1)からの続きです。

人に教えると言うことは、人に声を出して自分が勉強したことを話すということです。これは、「スピーチ」という一種の勉強方法なのです。

ややこしいのですが、つまりは、「人に教えること自体がさらに自分の勉強になる」ということです。この場合、人に教えるために勉強した事実と、さらにそれを人に話すことで教える事実が2つ組み合わさって、2倍のお得と言うわけです。

教えることで2倍の効果
教えることで2倍の効果

子どもがいる女性には分かると思いますが、躾一つとっても教えるのは相当難しいのです。なぜそれがいけないのか、そして、これからはどうすれば良いのか、そんなことも考えながら教えていかなければなりません。

これは、大人でも同じです。子どもだから丁寧に説明しなければ分からないと言うことではなく、大人であっても子どもと同じように教えなければなりません。違うのは、言葉のレベルが少し高まるだけです。

教えていくプロセス、つまり、必要な要素は子どもも大人も違いはありません。むしろ、子どもより大人の方が難しいかも知れません。

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人に教えてみる(1)

いつも同じような勉強をしていると、飽きてくる。その飽きに負けることなく、繰り返し問題を解くのが、資格試験の勉強です。これ以外に、近道はありません。繰り返し問題を解くことで、最終的には点数を稼ぐことができるようになるのです。

そうは言っても、同じような勉強ばかりだと飽きてしまう。たまには、刺激が欲しい。そんなときには良い方法があります。

誰かに教えてみれば、いかにそれが難しいことか良く分かります。
誰かに教えてみれば、いかにそれが難しいことか良く分かります。

その方法は単純。誰かに自分が勉強したことを教えてみるのです。主婦であれば、旦那さんでも良いですし、子どもでも構いません。OLであれば、彼氏や友人・知人でも良いでしょう。

誰かに何かを教えるというのは実は相当難しいことなのです。あなたは、セミナーや講演に言ったことはありますか?少なくても、様々な学校の授業は過去に受けてきた訳で、この先生分かりやすいとか分かりにくいとか自分なりの感想は持ったはずです。

しかし、あなたが人前で講義を行っても、それを伝えるのはかなり難しいのです。できないとは言いませんが、講師や先生というのはそんなに簡単な職業ではありません。

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成長を感じながら勉強する方法

資格試験の勉強成果と言うのは、即効性のあるものではありません。つまり、勉強の成果が現れるまではそれなりの時間を費やす必要があります。そして、それは一定期間しっかりと勉強を継続しなければ成果を上げることができない。

なかなか成果が上がらないと考える前に、自分の成長を感じる工夫をしよう
日記やノートに情報を残す

結局、この事実が資格試験の挫折の根本的な要因です。つまり、がんばってもがんばってもなかなか成果が上がらないため、自分には向いていないと思ってしまう女性が多いのです。

どんなに優秀と言われる人であっても、勉強の成果が現れるまでは時間が掛かります。もちろん、個人差はありますが、それにしてもそれほどその差は大きいものではありません。

勉強に慣れている人と言うのは、「時間が掛かる」という事実を理解しているため、それほど成果が見えなかったとしても、一定のモチベーションを保つことができます。しかし、初めて資格の勉強をする女性に、「がんばればいつか必ず点数は伸びる」と言っても、単なる精神論に過ぎず、それが勉強継続のモチベーションになるとは必ずしも言えません。

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公開模試はできるだけ受験する~2

資格学校の通信講座や独学などをメインに資格試験の勉強をしている女性であれば、本試験の雰囲気を擬似的に体験することができる公開模擬試験に参加する意義は少なくありません。

公開模試には多くのメリットがある
公開模試には多くのメリットがある

資格試験の本試験会場は独特な雰囲気に包まれています。そのため、予めどのような受験生が受験しているのか、どういった雰囲気で試験が行われるのかを把握しておくことは、本試験に行ってから慌てないために重要なことです。

また、本試験では限られた試験時間で問題を解かなければなりませんが、通信講座や独学による勉強では時間を計るということはほとんどしません。

そのため、時間感覚を意識することが少なく、本試験で時間切れという事態を招くことも多いのです。公開模擬試験(模試)により、時間の感覚を実際に体感して覚えておくということが大切になります。

もちろん、公開模擬試験にはそれ以外にもたくさんのメリットがあります。

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公開模試はできるだけ受験する~1

資格試験の勉強方法として、資格学校の通信講座を利用している人も多いと思います。通信講座であれば、自分の好きな時間に、好きなだけ勉強をすることができるため、時間のない主婦や忙しいOLには最適な勉強方法と言えるでしょう。

本試験の臨場感を体験する
本試験の臨場感を体験する

一方で、通信講座を利用していると、怠けてしまう可能性も否めません。つまり、勉強しなくても注意されることや、怒られることがないため、本人の管理能力がとても大切になってきます。

この点、管理能力に不安があるようであれば、資格学校の通学講座を受講することも一つですが、最終的には自宅での勉強などからは逃げることができないため、やはり通信講座で一人で勉強することに慣れておくことが重要だと言えるでしょう。

通信講座であれば、費用も比較的リーズナブルなものが多くなっています。

通信講座で体感することができないことといえば、本試験の臨場感です。資格試験の本試験には様々な受験生が集まって受験するため、相当な緊張感があります。それらを事前に体験しておくことは、本試験で周りの受験生に飲み込まれないためにも大切です。そして、その緊張感や臨場感を体験する場として、公開模擬試験への参加が非常に有効です。
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書くことより口に出して記憶する

資格試験では、結局のところ「覚えているか、覚えていないか」ということが合否を分けることになります。つまり、「解けるか解けないか」が重要なのであって、「理解しているか理解していないか」は問わない。

口に出して覚える
   口に出して覚える

そのため、理解していなくても「解ければ」合格できますし、「理解している」のに解けなければ合格することはできません。

ですから、資格試験の勉強の王道としては、まずは過去問などの問題を徹底して覚えてしまうということが重要になるわけです。

そうだとすると、記憶するということが結局は必要になり、効率的に記憶することができるとすればそれは非常に有利となります。一般的に、勉強法といわれている類のものはたいていが、この「効率的な記憶」を内容とするものです。
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