人に教えてみる(1)からの続きです。
人に教えると言うことは、人に声を出して自分が勉強したことを話すということです。これは、「スピーチ」という一種の勉強方法なのです。
ややこしいのですが、つまりは、「人に教えること自体がさらに自分の勉強になる」ということです。この場合、人に教えるために勉強した事実と、さらにそれを人に話すことで教える事実が2つ組み合わさって、2倍のお得と言うわけです。
子どもがいる女性には分かると思いますが、躾一つとっても教えるのは相当難しいのです。なぜそれがいけないのか、そして、これからはどうすれば良いのか、そんなことも考えながら教えていかなければなりません。
これは、大人でも同じです。子どもだから丁寧に説明しなければ分からないと言うことではなく、大人であっても子どもと同じように教えなければなりません。違うのは、言葉のレベルが少し高まるだけです。
教えていくプロセス、つまり、必要な要素は子どもも大人も違いはありません。むしろ、子どもより大人の方が難しいかも知れません。