時間とお金【完全独学ではなく半独学で】

最近は、できるだけ節約しながら資格試験の合格を目指す人が増加しているように思います。実際に、私の資格学校にもそういった傾向が見て取れます。

最も顕著に思うことは、「独学」を選択する受験生が増えたこと。これは、節約志向の他にもインターネットによって様々な情報を収集しやすくなったという側面もあると思います。

もちろん、独学で挑戦するのは構わないと思うのですが、一方で「独学では合格できない」「限界を感じている」という受験生が増えているのもまた事実です。

まずは合格スキルを身につける

まずは合格スキルを身につける

上手く独学で勉強を進めていかないと、節約志向というのは、お金を節約することですが、結果的にお金を節約できずに、むしろ高くついてしまうということもあり得ます。

最も大きいのは「時間を無駄にすること」です。1年早く合格するのと1年後で合格するのとでは、自分の人生にとって非常に大きな影響を及ぼすことがあります。

一方、資格学校の利用ではお金は掛かりますが、その分、スムーズな学習によって勉強はしやすいと言えます。つまり、お金を自分に投資して、結果的に時間を節約することができる可能性があるということです。

ここで、最も難しいのは、資格学校の通学講座・通信講座などを利用したからと言って、「合格することができる保証はない」ということです。

つまり、資格試験に合格するためには良い教材や良い授業が必須の条件ではありません。高いお金を出して優秀なカリキュラムを手に入れても、家庭教師として優秀な講師を雇っても合格できるとは限りません。

結局、「自分が勉強しない限りは合格することができない」というのが本質だからです。

この場合、ならばこれだけ情報が収集しやすくなった現代であれば、受験校に通ったり教材を買うよりも、「独学」で勉強しても同じ、ということ流れになるのかも知れません。

その考え方が正しいか正しくないかは、結果を見なければ分かりません。要するに、いかなる方法で勉強したとしても、合格さえできれば何の問題もないわけです。

我々は、限られた時間と予算の中でも、最も合理的に合格することができる方法を選択することが求められている、ただそれだけの話です。

その結果として「独学」を選択したのであれば良いのですが、合格することができないということであれば、やはり時間を無駄にしてしまうと言う点でもったいないといえます。もっと言えば、そのムダにした時間を根拠に、「やる気をなくしてしまう」ということの方が最ももったいないといえ、なんとしても避けたいところでもあります。

私自身は基本的に独学で勉強することはありませんが、独学で勉強する場合は、以下のことに自信を持って該当する場合にオススメしています。

  1. 何らかの資格に合格体験を持っている
  2. 自分で教材選びを自信を持ってできる

独学でgoサインを出せるかどうかの基準となるものは、以上の2点のみです。

まず、何らかの資格試験に合格しているのであれば、その合格ノウハウ(勉強ノウハウ)を活かせますので、独学でも合格を狙うことができる可能性は高いです。

ただし、大学受験などの学校試験ではなく、「資格試験」であることがポイントです。欲を言えば、それなりの難易度を持つ資格試験が良いでしょう。

もし、そういった合格経験がない場合には、自分が目指す資格試験に関連するもので、当該資格試験の基礎的な内容に該当するものを資格スクールで受講して合格を勝ち取ってから、独学に移行することをオススメします。

例えば、行政書士試験を狙うのであれば、宅建試験やビジネス実務法務検定をまずは資格学校で受講して合格体験を積み、その後に行政書士にチャレンジすると言う方法です。この方法であれば、行政書士に合格するためには1年ほど余計に時間を要しますが、宅建免許をしっかりと取得でき、自信を持って独学で行政書士を狙うことができます。

次に、教材選びです。教材は、大型書店に行けば今はかなりたくさんの書籍が並んでいます。この中から自分で何らかの根拠を基に「自信を持って」選ぶことができるかどうかがポイントです。

資格試験の勉強では、同じ問題集やテキストをひたすら見ることになるため、教材選択でつまずいてしまっては後で不安要素が襲ってきます。その結果、追加で通信講座を受講したり、教材を買い漁ったりして、やることを膨大に増やしてしまい、挫折します。

最初の教材選びで迷いがあるようならば、大手の資格スクールの通信講座で資料コースと言うものがあります。(通常、大手であればほとんどの資格スクールで用意されています)

このコースは、教材のみが送付されるコースで、通信講座の講義なし版です。(コースでなくても、バラで教材を買うこともできます。ただし、集めていくこと、コースよりも高くなる傾向にあります)

これであれば、資格スクールの持つ情報がしっかりと反映されているものであるため、何ら問題なく勉強を進めていくことができます。模試(模擬試験)などが付属しているコースであれば、予想問題的なものも含まれているため、オススメです。

ある程度のお金は掛かりますが、それでも講義付きの通信講座や通学講座に比べれば費用的には半額ぐらいで済ますことができるはずです。

以上のように、完全独学というよりも、半独学という方式がオススメです。

この方法であれば、自分の勉強経験(合格体験)を活かしながら、自分の都合でサクサク勉強を進めることができるわけです。

ちなみに、男性に比べて女性の方がそうは言ってもどうすれば・・・という心配性の人も多いでしょう。そういった女性は、資格学校の通信講座や通学講座を利用することをオススメします。

独学で合格する人は「極めて少ない」というのが現実です。だからこそ、書籍として「独学で合格した」経験が内容として販売されているのです。

そういった極一部の人の情報は嘘ではないにしても、どちらかといえば特別な人というイメージを持ったほうが良いでしょう。大多数の合格者は何らかの受験機関を上手く活用しているのです。

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