似た人を引き寄せる力(引き寄せの法則)

似たもの同士とはよく言われますが、自分には似た人が集まる傾向があります。ある人のことを知りたい場合、その人の友人を見れば、その人の雰囲気や考え方が何となく分かる、そんなことを昔から言われています。親を見れば子も分かる、子を見れば親も分かるというのと同じことです。

人はそれぞれ異なる価値観を持ち、異なる考え方を持っています。誰として同じ人はいない。それは個性といわれますが、一方で、何からの傾向は存在しています。そういった傾向を人間は敏感に感じ取り、自分と同じ傾向の人を引き寄せていく。結果的に、自分と同じような考え方、同じような価値観を持った人が自分の周りには集まるようになっていくのです。

自分と似た人を引き寄せる力
自分と似た人を引き寄せる力

もちろん、これについて善し悪しと言うことではありません。事実としてそういう傾向にあるということです。

そして、これは「意識」しているか、「無意識か」は関係ないという特徴を持っています。

つまり、自分と似た傾向にある人と仲良くなりたい、逆に自分と同じ傾向にある人を遠ざけたい、と思っても、なぜか似た傾向の人が自分の周りには集まってきてしまう。

人間は、深層心理の世界で似たものを引き寄せる力を持っているのかも知れません。

がんばっている人には、がんばっている友人・知人が増えていきます。その逆も当然ある訳です。

学生時代の友人(昔の友人)と疎遠になることがあります。これは、もちろん連絡を取るのが困難になるということもあるでしょうが、たいていの場合、昔の知人とは波長が合っていないことが大半です。

学生時代には波長が合っていたのに、何らかの事由で波長が合わなくなっていく。これは、お互いに成長し、異なる道を進むために必要なことかも知れません。

何を言いたいのかと言うと、自分の周りに集まっている人たちのことを良く見て欲しいと言うことです。そこから、今のあなたの心の中が見えることが多いのです。

人は自分を映す鏡。仮にあなたと同じ傾向の人があなたの周りに集まっているのならば、その友人のことをあなたはどう思っているでしょうか。その友人とあなたは同じ波長を持っているわけですから、自分を振り返る良い機会になるはずです。

資格試験の勉強を始めることで、勉強をしている友人や知人、何かに真剣に取り組んでいる友人や知人、輝いている友人や知人が増えたという女性のいるでしょう。一方、遊び友達が増えて今まで以上に遊ぶようになったという女性もいるかも知れません。

無意識の中で、深層心理の中で引き寄せの法則は働いています。

あなたの友人・知人、周りにいる人を見れば、今のあなたが見えてきます。

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