あなたが正しいのなら結果は出る

一度でも資格試験の不合格を味わってしまうと、さらに挑戦することに臆病になってしまうことがあります。また挑戦しても合格することができないのではないだろうか?自分にはやはり資格試験の合格は無理なのではないだろうか?

結論から言えば、「正しい勉強方法を行っていれば、正しい結果は出る」ということです。つまり、合格した人は正しい勉強方法ができていた人。残念ながら不合格になってしまった人は、正しい勉強方法ができなかった人。

事実は時に残酷ですが、逆に考えればそこにチャンスがあります。

つまり、不合格になってしまった人には、それなりの理由があるということです。その理由は何なのか、それを考えてみる。そこに自分の成長があり、そして、その延長線上に資格の合格が待っています。

失敗したことは不幸なことではありません。むしろ、成功するためのヒントや機会を手に入れたと考える必要があります。

運でも感でもなく、経験として自分の中に蓄積された不合格と言う事実を、その次にどうやって活かすのか、そこに試練があります。これは、資格試験だけではありません。仕事でも日常生活でも全て同じことです。

あなたには、超えなければならない壁が常に用意されます。そして、それを飛び越えることができれば、更なる高い壁が用意される。それを繰り返すことで、どんどん自分が成長していく。

しかし、この壁は飛び越えない限り、その先の高い壁は現れない。逃げる限りは、同じ壁がいろいろなところであなたの進路を防ぐことになるのです。

だから、資格試験に失敗したとしても、臆病になる必要はありません。あなたに越えることのできない壁は用意されません。あなたの前に出現する全ての壁は必ず乗り越えることができるようになっています。

仕事ができる人には、どんどん難しい仕事が降ってきます。これも、壁をクリアすればするほど、難しい課題が与えられるということと同じなのです。

有名なエジソンの言葉にあるように、試験に失敗したとしても、それは、合格できない方法を見つけたという意味で、有用であったと考えるのです。そして、なぜ上手く行かなかったのか、その原因をしっかりと考えてみる。

必ず、そこには思い当たることがあるはずです。今度は、それと同じことを繰り返さないようにすれば良い。それが、結果的に正しい勉強方法なのです。

失敗することが怖いのではありません。失敗することを恐れて、何の行動も起こさないことこそ最大の失敗なのです。

一度で成功する必要もありません。失敗を積み上げながら、試行錯誤を行えば必ず成功はできるのです。そう、あなたが正しいことを行う限り、必ず正しい結果は出るのです。

もっと言えば、不合格になることもある意味正しい結果なのです。なぜならば、1度で合格することが常に最良とはいえないからです。

こんなことがありました。ある年に勉強した資格試験で不合格になってしまった。自分なりには必死に勉強したものの、残念な結果に終わった。恐らく、勉強時間が足りなかったのだろうと来年に向けて勉強時間をもっと増やして対策を行おうとした。しかし、その年に大幅な法改正があって、試験の内容が一変してしまった。これは大変と、早めに対策を打って勉強時間を大幅に増やして対応した。結果的に合格、しかも、昨年の合格者は法改正に対応することができず、実務的にはほとんど役に立たない知識ばかり。

一方、自分は古い知識も新しい知識も両方持っている。だから、実務界から非常に重宝されて、すぐに転職を行うことができた。もし、昨年合格していれば、せっかく手に入れた資格を全く活用することができなかったかも知れない。であれば、2年と言う勉強期間を要することになったものの、それはそれで正しい結果だったと思う。

正しいか、正しくないかはあくまで結果でしか判断することができないものです。だからこそ、常に全力で、手を抜かずに走り続ける。そうすれば、全ては正しい結果になる。そう、信じることができるのです。

“あなたが正しいのなら結果は出る” への1件の返信

  1. ミカタさん、感動して書いてしまいました。携帯からなので、うまく書けなくてすみません。

    今までのおかきものの中で一番感動しました。

    ミカタさんの赤裸々な姿が一番素敵でした。

    初めてランキングにポチさせていただきたく存じました。

    凄い努力に凄いと。。私には無い物ばかりで

    ただただ凄いと。。。感動が止まりません。。。

    ありがとうございました。

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