資格の勉強は習うより慣れる

勉強と言うのは、「習うもの」と言うイメージがあるかも知れません。つまり、資格を教える先生が教壇に立ち、それを真剣に聞きながらノートを取って、習っていく。

確かに、中学校や高校、大学などの講義や授業では「習う」という言葉の方がしっくり来るかも知れません。しかし、資格の勉強は基本的に自らが主体的に取り組もうと考えたはずです。

転職をしたいOL、独立したいOL、再就職したい主婦、副業で収入を増やしたい主婦、その動機は様々ではありつつも、女性が資格の勉強を始めるにあたっては共通していることもあります。それは、自分の意志で勉強を開始することを決めたという事実。

子供はまだしも、大人になってからでは強制されて勉強するという機会はあまり多くはありません。ほとんどの場合が自分の意志に基づくものです。

そうだとすれば、やはり「合格」を確実に手に入れたいものです。その時に考えなければいけないのは、「受け身」から「攻め」への転換なのです。

今までは、「習う」ということでよかったわけです。しかし、習うと言うのはどちらかと言うと、受け身のイメージが強く、先生の授業を聞いているということが中心です。しかし、資格試験に合格するためには、「慣れる」必要があります。

何に対して「慣れる」必要があるかと言えば、それは「問題」です。資格試験に合格するためには、「問題を繰り返し解いて慣れる」ということ、これ以外に方法はありません。習うのは受け身ですが、慣れるためには自らが主体的に問題を繰り返さない限り、慣れることはできません。

資格の勉強をするのであれば、習うのではなく慣れる。最初は先生の授業を聞いて習うということも大切かもしれません。しかし、最終的には自らがしっかりと「慣れる」ことができるように、問題を繰り返していく。これが、いわゆる資格試験の勉強と言うものです。

インプットよりもアウトプットが重要なのです。単に「習って満足」するのではなく、「慣れて満足」するようにしてください。合格者は、何回も同じことを繰り返す中で、ようやく慣れるということを手に入れた人たちです。

1回や2回では慣れることはできません。しかし、10回もやれば嫌でも慣れてしまう。それが資格試験における勉強なのです。

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