資格取得で収入源を複数確保する

能力主義と呼ばれる現代においては、自らの力で収入を得るための能力やスキルが必要です。年金制度も不安定な中、将来に対する不安が女性の間で広がっています。

今までは終身雇用、年功序列と言った言葉に代表されるように、労働者の地位はそれなりに安定していました。しかし、すでにそれらの日本型経営という考え方は崩壊しており、いつ、何があるのか分からない状況です。

つまり、突然、現在の収入源が断ち切られる可能性は必ずしも低いとはいえないのです。自分でしっかりと収入を確保するスキルが今まで以上に必要な時代になりつつあります。誰に依存するわけでもなく、頼れるのは結局は自分自身ということです。これは、男性でも女性でも同じこと。

安定した地位にあった主婦という存在も、これからは必ずしも安定とは言い切れません。夫のリストラ、離婚など予期せぬことは今後十分に起こりえます。

収入源を確保するということは、労働者として役務を提供するということが一般的です。会社に自分の労役を提供することで、その対価である収入をもらう。これはこれで全く問題がありませんし、ほとんどの人がそうすることで収入を得て生活をしています。

ただし、働く会社が存在しない地域や見つけるのに時間がかかる場合には、自分の想定通りに収入を得ることができないでしょう。つまり、周りの環境に左右されてしまうことが大きく、自分ではコントロールできないわけです。

一方、自分で収入を生み出す力を持っている、もっと言えば独立できるぐらいのスキルを持っていればどうでしょう?就職や転職の会社を探すのではなく、今度は自分のお客さんを探すことになります。

自分自身の能力を高めることで、自分が雇用主になることもできます。中には、こういった起業・創業・独立を望む女性も多いのではないでしょうか。もちろん、必ずしも雇用を行う必要はなく、自分だけで独立開業してビジネスを行うこともできます。

その際に必要な能力が、専門性と信頼性、そして営業力です。この3つさえあれば、独立して成功する可能性は極めて高い、と言えます。

専門性は、資格試験に合格することで手に入れることができます。ある程度の難易度の高い資格を目指すのが良いでしょう。独立が可能な資格を狙う必要があり、士業としての活躍を視野に入れた資格選びが必要です。

信頼性は、早く資格試験に合格すること。早ければ早いほど信頼感は増します。当然、実務経験などを豊富に持っていれば信頼性はさらに増します。日本人の傾向として、昔からやっている、というものを信頼として受け取る傾向が強いので、早めに資格を取って、定期的に関連した業務に携わっておくのが理想です。

営業力は、あなたの個性を磨くこと。これについては、いずれ詳しくご紹介したいと思います。

1つの資格だけではなく、複数の資格を持っていれば、複数の収入源を持つことが可能です。例えば、社会保険労務士行政書士ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を持っていれば、かなり広い業務を行うことができます。

何かに専門化するのも良いでしょう。いずれにしても、独立が可能な資格を持っているということは、将来にわたって自分自身で収入を得るための手段を手に入れることになります。

収入源はたくさん持っておくことが今後は必要ですので、この機会に資格取得を目指そうと思っている女性は、独立可能な資格を選んでおくと良いと思います。

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