資格試験の勉強をしていると、いろいろと縁起を担ぐようになります。特に、女性にその傾向は強く、神社などにお参りに行く人も多いでしょう。
巷には縁起グッズもたくさんあって、例えば「合格鉛筆（ごうかくえんぴつ）」というものが昔からあります。通常、えんぴつは6角ですが、合格えんぴつは5角のえんぴつです。5択の択一試験には重宝します。（どうしても分からない時に神頼みで使うのです）
食品だと、キットカットというチョコレートも人気です。チョコレートが好きな女性も多いことでしょう。きっと勝つ！というニュアンスで人気になっています。他には、本試験の前日はカツ丼（勝つ丼）を食べて気合を入れるなんてのもあります。
普段は神社などの仏閣でお参りをすることもないのに、資格試験の受験のためにはお参りをする。一見、不謹慎のようにも思えますが、むしろ歓迎すべきではないでしょうか。
もちろん、常日頃からお参りという習慣を持つことは必要だとしても、少なくても合格に真剣でなければお参りしようとは思わないはず。
その意味で、本当に合格したい！何が何でも合格したい！という気持ちが参拝へと足を運ばせます。それによってやる気が高まるのなら、特に問題はありません。
また、資格試験の受験などを通じて、神様・仏様のありがたさ、重要性を再認識するということにもなるのです。単に自分の願いをかなえるための神頼みであったとしても、合格を勝ち取ることができれば、神様の存在が自分の中で明確になることもあるでしょう。
資格受験というのは、自分に対する投資ですから、仮にどのような動機であっても、それは自分への挑戦と言う意味で意義が大きいと思います。
合格に真剣な人ほど、不安を抱えています。勉強すればするほど、どんどん不安になるのです。その不安をかき消すために、神頼みをする。それをしっかりと神様は見ていてくれるでしょう。