増える独立志向の女性

女性が資格試験を目指す理由は様々ですが、最近は独立志向の人が増えていると言えます。もちろん、就職や再就職、転職などを目的に、主婦やOLが資格試験の勉強を始めることが多いのですが、将来的には独立やフリーランスを意識している人が多いように思えます。

これは、自分のやりたいことを一生涯にわたってやってみたい、本気で自分の専門性を高めたい、輝ける自分を手に入れたいなどその動機は様々ですが、最終的には独立を意識しているようです。

確かに、最近では女性の起業家も増えてきています。昔は、会社の社長と言えば男性が中心でしたが、最近では普通の主婦やOLが起業家になって成功するケースも少なくありません。必ずしも大きい会社ではありませんが、自由に自分の個性を活かしながらビジネスを展開している女性が増えています。

企業に成功した女性などは、相談相手を女性に求める傾向があります。例えば、税理士という職業は男性が多いのですが、女性の起業家であれば、女性の税理士に相談したいと言うニーズも多く、その意味で女性の士業(士業とは、○○士と名称に付く資格を有している人のことを一般的にいう)が必要とされています。

一般的に士業の多くは、独立したりフリーランスとなって事務所を構えたりしますので、自分のペースで仕事をすることができます。子供がいても、女性が社長業を行うことも可能なわけです。

このような背景には、主婦やOLが過去の会社勤めの中で、それほど活躍の場が与えられなかった事実もあるのかも知れません。能力のある女性が多いにも関わらず、現状の日本の多くの企業では女性に活躍の場を提供していません。だから、まだまだ能力や実力があるのにもそれを十分に発揮することができていない女性がたくさん存在しています。

そのような女性が、資格を取ることで眠っていた才能を開花させるというケースが増えているのでしょう。そして、成功を勝ち取っています。あなたも、資格取得を通じて、自分の眠る才能を引き出してみてはいかがでしょうか。

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