主婦が自己投資として資格を受験する

昔は資格を取ることは暗いなどというイメージが実際にありました。なぜ、あの人は大人になってまで勉強をしているの?などと言われた時代もあります。

今までは、資格取得を就職のための武器と考えたり、独立のための武器として考えるなど、資格の活用と言う点に着目していた人が多かったようです。もちろん、これは良いことであって、現在でも就職や再就職の「武器」として資格取得に励む主婦は多くなっています。

ただ、最近では資格に対する考え方が変わってきているようです。武器としての資格の側面は持ちつつも、「自己投資」と考える女性、特に主婦が増えているのです。単なる就職や再就職の手段である武器としてではなく、自分に対する投資であるとの考えが広まってきているのです。

人によって資格取得に対する考え方は異なりますが、資格試験を受験するためには様々なコストが掛かってきます。受講料も費用(コスト)ですし、時間も目に見えない費用として少ない負担ではありません。主婦であれば、子供が寝た隙などを狙って短期集中して勉強を行うことになりますので、精神的な負担も少なくありません。子供がいない主婦であっても、家事などの合間に資格の勉強をするのはそれほど容易なことではありません。

資格を単に就職や再就職の武器としか考えていない主婦よりも、資格受験を通じて自らも成長している、資格試験に挑戦することは自分に対する投資なんだという考えを持っている主婦の方が、合格率も高いような気がします。仮に、合格できなくても資格受験がムダにはならない、という発想の転換も可能になります。

資格受験を通じて、自分が成長する。その結果として合格まで行き着けば、武器にもできる。自分の現状に甘えることなく、もっと輝いた自分を手に入れたい。そのためには、資格という目標を設定して勉強をすることが、近道なのかも知れません。漠然と勉強するよりは、試験に向けて勉強する方がはるかに様々なことを吸収できます。

そして、それがいつかの段階では自分から進んで資格試験を利用せずに、自己投資ができるようになるのでしょう。今後の主婦は単なる主婦では終わりそうもありません。

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