ファイナンシャルプランナー（FP）が女性に人気です。特に、最近では女性の中でも主婦がファイナンシャルプランナー（FP）の勉強をしています。
ファイナンシャルプランナー（FP）とは、簡単に言えばお金の専門家です。なぜ今お金がクローズアップされているのかと言うと、「お金は自分で管理する」という概念が定着してきたからに他なりません。
もちろん、本来お金は自分で管理して当然だったのですが、それが一層重要視されているということです。例えば、今までは銀行にお金を預けていた場合、仮に銀行が潰れても預金額は全額保護されていました。しかし、金融ビッグバンを経て、保護される額には上限が設けられています。
ですから、銀行にお金を預けておけば安全ということでは必ずしもないのです。さらに、銀行にお金を預けても利息は二束三文です。しかし、お金を上手く運用することで銀行以上の利息を手に入れることも可能なのです。
他にも例えば、退職金は401Kという制度により、自分で運用をする必要がある会社も増えています。このように、お金を上手く管理すると言う考え方が今後は必要なのです。
これは、自分はもちろん、他の人も同じことです。しかし、これらの制度は複雑であり、自分がどのようにお金を運用すればよいのかはなかなか不明確です。なぜならば、法律的なことまで勉強している人はほとんどいないからです。
例えば、生命保険も様々な種類がありますが、実際に自分がどのような目的でその生命保険に加入しているのかを明確に言える人はいません。最近の保険商品は多様化しており、本当に自分に合った保険になっているのか、正確に把握している人は少ないのです。
そのため、ムダな保険料を払い続けていたり、逆に払戻金を請求できるのにも関わらず、自分がどの保険に入っているのかも記憶していないような人が多いため、保険と言う制度そのものを有効活用しているかといえば必ずしもそうではないのです。
しかし、自分が最適な保険に加入するために保険の勉強を細かくする人は皆無でしょうし、仮に自分で必死に勉強したとしても、第三者にしっかりと「それが良い」という後押しをして欲しいという気持ちがなくなることはありません。特に、お金に関する保険や証券など金融系の商品は目に見えないものですから、最終的に第一歩を踏み出すのはそれほど簡単なことではありません。
それらを第三者の専門家の視点で、あらゆる情報を提供しながら最適な提案をするのがファイナンシャルプランナー（FP）です。